生理痛は女性にとって悩みの種ですが、そもそも生理痛をもたらす生理とは、どのようにして起こるのか知っておくことも大切です。
女性の体では妊娠の準備段階として子宮内膜が一定期間の間に分厚くなり、排卵が起こった際に性交渉で卵子が精子と受精して着床すれば妊娠しますが、着床せずに終わると要らなくなった子宮内膜が血液と一緒に体外に排出されます。
このときの出血が生理の症状なのです。生理には卵巣から分泌されるエストロゲンという生殖器の成長を抑えるホルモンと、プロゲステロンという生殖器の発達を促すホルモンの分泌が関係しています。
一般的に生理の1周期は25日から38日ぐらいで、出血の期間は3日から1週間、周期は4つのステップに分けられています。1週目は低温期の生理期間(出血期間)で出血が起こりプロゲステロンの分泌が減って血液の流れが悪くなり、腹痛や腰痛、体のだるさなどの生理痛の症状がおきます。
生理が終わった2週目はエストロゲンの分泌が増えて髪や肌にツヤが出始め、心身とも元気になります。14日目に排卵が起こり、排卵後の3週目は高温期に入り少しずつ子宮内膜に厚みが出始め、下腹部に張りを感じることもあります。4週目の生理前はプロゲステロンの分泌が増えて体温が上昇し、便秘や肩こりなどの症状が出始めて精神的にも不安定になり、イライラすることもあります。
周期は5日から1週間程度ずれることがありますが、1週間以上ずれる希発月経や出血が1週間以上続く過多月経、出血量があまりに少ない過少月経、1ヶ月に数回出血がおこる頻発月経などは子宮の病気にかかっている可能性もあるので、病院で診察を受けたほうがよいでしょう。


